
Windowsでアラームを設定したい。やり方を教えて



こういった疑問に答えます。
Windowsでアラームを設定したいけれど、どうやってやるのかわからないと悩んでいませんか?
スマートフォンのように手軽にアラームを使いたい、作業に集中するための時間管理をしたいと感じる人は多いはずです。
Windowsには、そんな悩みを解決する「時計」アプリが標準で搭載されており、簡単にアラームを設定できます。
アラーム関連のフリーソフトはたくさん世の中にありますが、Windowsに標準搭載されたアラームは、機能は必要十分で、使い勝手も良好。
フリーソフトはセキュリティ関連でリスクがあるので、アラームはWindows標準のを使うのがおすすめです!
この記事では、Windows 10/11でのアラーム設定方法や便利な使い方、さらにはアラームが鳴らない時のトラブル解決法まで、詳しく解説します。
これを読めば、あなたもパソコンを活用して効率的にスケジュールを管理できるようになるでしょう。
Windowsのアラーム機能とは?
① Windowsアラームの基本概要
Windowsには、アラームを簡単に設定できる「時計」アプリが標準でインストールされています。スマートフォンのアラーム機能と似た使い方ができ、アラームを指定の時間に設定し、通知を受け取ることが可能です。
Windowsアラームは、主にパソコン作業中にリマインダーとして利用されることが多いです。作業の切り替えや休憩を促すため、時間を設定しておけば通知が鳴り、効率的に時間管理をすることができます。
Windowsアラームは、特別なソフトウェアをインストールせずに簡単に使えるのが大きな特徴です。
② 時計アプリの概要と機能
Windowsに搭載されている「時計」アプリには、アラーム機能のほかにもタイマーやストップウォッチ、さらには世界時計の機能も含まれています。これにより、時間に関わる多様なニーズを一つのアプリで満たすことができます。
アラームを設定する以外にも、時間を測る必要がある場合や異なるタイムゾーンの時間を確認したいときなど、アプリを使う場面はさまざまです。
③ Windowsアラームの使いどころ
Windowsアラームは、特にパソコンを使って集中作業を行っているときに便利です。たとえば、長時間作業を続けると疲れがたまりやすいため、定期的にアラームを設定して休憩を取ることができます。
また、アラームを使って会議や大切なイベントのリマインダーとして活用するのも有効です。アラームの通知は視覚と音声で行われるため、ほかのアクティビティに夢中になっている場合でも、忘れずに行動を促してくれます。
Windows 10/11でアラームを設定する手順
① アラームの起動方法
Windowsでアラームを設定するには、まず「アラーム&クロック」アプリを起動します。
スタートメニューから「アラーム」と検索し、アプリをクリックするだけで起動できます。


このアプリは標準でWindowsに組み込まれているため、新たにインストールする必要はありません。
アプリを開くと、最初にアラームタブが表示されます。


ここで新しいアラームを設定したり、既存のアラームを管理することが可能です。
② 新しいアラームを追加する手順
アプリのアラーム画面で、画面下部にある「+」ボタンをクリックすることで、新しいアラームを追加できます。


すると以下の画面になります。この画面では、アラームの時間や通知の方法を自由に設定できます。


アラームの時間やラベルを設定する
新しいアラームを作成する際に、アラームの時間を設定します。
さらに、アラームに名前(ラベル)を付けることもできます。ラベルをつけることで、何のためのアラームかを忘れないように管理できます。
たとえば、「会議」や「休憩」など、具体的なアクションに関連したラベルをつけることで、アラームの用途が明確になります。
アラームを保存する
設定が完了したら「保存」をクリックします。


すると、アラームがリストに追加されます。


これで指定した時間にアラームが鳴るようになります。
アラーム時間になると以下の画面がディスプレイの右下に表示されます。


③ アラームのオン・オフを切り替える方法
アラームは設定しただけで自動的にオンになりますが、必要がないときにはオフにすることも簡単です。
アラームの横にあるスイッチをクリックするだけで、アラームを一時的に停止させることができます。
この機能は、すでに設定したアラームを再利用する場合にも便利です。特定の日だけ一時的にオフにしたいときや、スケジュールが変更された場合に活用できます。
アラームの繰り返し設定の方法
① 繰り返し機能の使い方
Windowsのアラームには、繰り返し設定のオプションがあり、特定の曜日にアラームを設定しておくことが可能です。


たとえば、毎週月曜日から金曜日までの平日のみ、特定の時間にアラームが鳴るように設定することができます。
繰り返し設定をすることで、毎日アラームをセットし直す手間が省け、定期的なリマインダーとして便利です。
② 曜日ごとのアラーム設定
繰り返し設定では、特定の曜日を選択することもできます。例えば、火曜日と木曜日だけアラームを鳴らしたいといった場合に、これをカスタマイズできます。
アラームの繰り返し設定は、日々のルーチンを効率化する強力なツールです。
③ スヌーズ機能の設定
アラームのスヌーズ機能も簡単に設定できます。


スヌーズは、アラームが鳴った後に一定時間後に再び鳴らす機能です。この設定は、朝の起床時や一時的にアラームを止めたいときに便利です。
スヌーズ時間は、数分単位で調整でき、個々のライフスタイルに合わせた柔軟な設定が可能です。
アラームの音や通知をカスタマイズする方法
① アラーム音の変更方法
Windowsのアラームでは、音の種類を自由に変更することができます。


デフォルトではいくつかのサウンドが用意されていますが、ユーザーの好みに応じて好きな音に設定することが可能です。
また、他の音声ファイルを使用して、よりカスタマイズされた通知音に変更することもできます。
② 通知の設定とカスタマイズ
アラーム通知の設定も簡単にカスタマイズ可能です。たとえば、アラームが鳴ったときに、デスクトップ上に通知が表示されるようにしたり、通知を非表示にすることもできます。
さらに、通知の長さや表示時間も調整できるため、重要なアラームが見逃されないように設定することが大切です。
③ 音量やバイブレーション設定の確認
アラームの音量も、システム全体の音量設定に応じて調整されます。特に、夜間など静かな環境で使う場合は、音量を調整することが必要です。
バイブレーション機能はノートパソコンでは使えませんが、通知だけを鳴らす設定に切り替えることも可能です。
④ アラーム音を鳴らさないようにする方法
アラーム音をオフするには、右下の「…」をクリックし、「通知の設定」をクリックします。


「通知時にサウンドを再生する」のチェックを外せばOKです。


アラームが鳴らない場合のトラブルシューティング
① アラームが鳴らない原因と解決策
Windowsのアラームが鳴らない場合、最初に確認すべき点はいくつかあります。
例えば、アラームの音量が低すぎるか、通知設定がオフになっている可能性があります。また、アラームの繰り返し設定が正しく行われていない場合も考えられます。
問題が解決しない場合は、アプリ自体の不具合やシステムの設定を確認する必要があります。
② 電源設定やスリープモードの確認
Windowsパソコンがスリープモードに入っていると、アラームが鳴らないことがあります。
アラームを確実に鳴らすためには、電源設定でスリープモードをオフにするか、特定のアプリが動作中のときにはスリープしないように設定する必要があります。
スリープモードの設定を確認することで、アラームが予定通りに鳴ることを確実にできます。
③ アプリの更新や設定リセット方法
アラームが正常に動作しない場合、時計アプリやWindows自体のアップデートが必要な場合があります。
また、アプリの設定をリセットすることで、問題が解消されることもあります。
Windowsのアラームアプリの便利な使い方
① 複数のアラームを管理する方法
Windowsのアラームアプリでは、複数のアラームを設定して管理することができます。
例えば、1日の中で異なる時間帯に複数のリマインダーを設定することで、時間を細かく管理することが可能です。
各アラームには個別にラベルを付けられるため、たくさんのアラームを設定しても混乱せずに管理できます。会議や仕事の締め切り、休憩など、さまざまな目的に応じてアラームを整理することが便利です。
② ストップウォッチ・タイマー機能の活用
アラーム機能だけでなく、Windowsの「時計」アプリにはストップウォッチやタイマーの機能も備わっています。
ストップウォッチ機能は、時間を計測する際に便利で、作業の進行状況をリアルタイムで確認できます。


また、タイマー機能は、特定の作業を一定時間で終わらせたいときに役立ちます。
例えば、25分作業して5分休憩する「ポモドーロ・テクニック」にタイマーを利用することで、生産性を向上させることができます。


③ 日常のスケジュール管理に役立つ使い方
アラームは、1日のスケジュール管理に非常に役立ちます。特に、ルーチンの時間を守るためのツールとして使うことで、時間管理がより効果的になります。
たとえば、朝起きてからの準備時間や、仕事の開始時間、昼休みなどをアラームで区切ることで、1日を効率的に過ごせます。スケジュールに従ってアラームが鳴ることで、時間に対する意識が高まり、時間の浪費を防ぐことができるでしょう。
③ クロックをクリックすれば世界の時刻がわかる
メニューから「クロック」をクリックすれば、世界の時刻がわかるので便利です。
最下部の「+」をクリックすれば、知りたい国を追加できますよ。


他のデバイスと同期してアラームを活用する方法
① Microsoftアカウントを活用した同期
Windowsアラームをさらに便利に使うために、Microsoftアカウントを利用してデバイス間で同期させる方法があります。
これにより、同じアカウントにサインインしている他のWindowsデバイスでアラームを共有し、どこでもアラームを活用することが可能です。
例えば、職場のデスクトップPCで設定したアラームを、自宅のノートパソコンでも確認できるため、作業環境が変わってもリマインダーがしっかりと機能します。
② スマートフォンとの連携設定
スマートフォンとWindowsを連携させることで、より一層便利になります。
Microsoftの「Your Phone(スマホ同期)」アプリを使えば、スマートフォンとWindows PC間で通知やアラームを共有でき、どちらのデバイスを使っていても重要な通知を逃すことがなくなります。
特に外出中や移動中でも、スマートフォンでWindowsのアラームを確認できるようにすることで、作業効率がさらに向上します。
③ 他のデバイスでの通知確認方法
Windowsアラームの通知は、設定次第で他のデバイスにも反映させることができます。
たとえば、スマートウォッチやタブレットにも通知を表示させることができるため、作業中にわざわざパソコンを見なくてもアラームを確認できるようになります。
このように、複数のデバイスでアラームを共有することで、どこにいても時間管理が容易になり、スケジュールに遅れることなく行動できます。
アラーム機能を備えたWindows用フリーソフトとの比較
アラーム機能を備えたWindows用のフリーソフトでいうと、「Free Alarm Clock」が割と便利です。
わたしも一時期使っていました。
ただし、難点があって、このFree Alarm Clockを使うのはやめました。
Free Alarm Clockの難点というのは、WindowsのTeamsを使ってテレビ会議をしているときに、アラーム時間になると、テレビ会議の音声がオフになってしまうというもの。
なので今は、今回紹介した「Windowsに標準搭載されたアラーム」を活用しています。
まとめ|Windowsアラーム設定の方法と便利な使い方
- Windowsの「時計」アプリは、アラーム機能に加えタイマーやストップウォッチ機能も備えている
- アラームは簡単に設定でき、複数のアラームを作成したり、繰り返し設定も可能
- 音や通知のカスタマイズもでき、スヌーズ機能で柔軟な時間管理が可能
- アラームが鳴らない場合は、スリープモードやアプリの設定を確認することが重要
- Microsoftアカウントを使うことで、他のデバイスとアラームを同期させ、スマホやタブレットでも活用できる
Windowsのアラーム機能は、特別なソフトウェアをインストールせずに、すぐに使える便利なツールです。
シンプルな設定方法に加え、繰り返し設定や音のカスタマイズができるため、毎日のスケジュール管理に役立ちます.。
特に、他のデバイスとの同期によって、デスクトップでもスマートフォンでも時間を効率よく管理できます。
ぜひ活用してください!
参考
Windowsで役立つアプリ・ソフトは以下で紹介してますので、あわせてご覧ください。

